その他
2018年09月10日

平成30年度農薬取締法の改正

農薬取締法が改正され、6月15日に公布されました。安全性評価等の規制強化と、ジェネリック農薬への規制緩和が含まれています。

農薬取締法は、登録された農薬以外の製造・販売・使用を禁止しています。これは、食の安全だけでなく、生態系の保護、農業従事者の安全のために重要です。今回の改正では、有害性が確認された成分を含む登録農薬を一括して、定期的に、安全性の再評価をすることにしました。農薬登録は随時見直されることとなり、再登録は廃止されます。また、農薬使用者、動植物への影響評価充実、農薬の有効成分および不純物評価導入なども追加されています。さらに、安い農薬を普及させるため、ジェネリック農薬(新薬特許切れによる他社競合品)について、登録時の試験データ一部免除を認めました。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/108579.pdf

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