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2018年09月10日

北海道地震の教訓

9月6日未明に発生した北海道地震、私は旭川のホテルに宿泊していました。

大きな揺れのあと、停電しました。北海道全域で停電、復旧の見通しがないとのこと。明るくなってからコンビニに行きましたが、すでにスマホ用の電池は売り切れ、お弁当類は冷蔵庫が機能していないので安全性の観点から販売できないとのことでした。ホテルのフロントで、非常用電源からのスマホ充電用に、多くの延長コードを貸し出しており、宿泊客は救われました。情報源のスマホ命です。旭川空港は通常どおり動いており、その日の夕方の便で無事羽田に帰ってきました。電気使用量が一番少ない時間帯であるにもかかわらず、なぜ広域停電・全系崩壊(ブラックアウト)が発生したのでしょうか。原因は、主力火力発電所の停止により、電力の需給バランスが崩れ、周波数が低下したため、他の発電所も次々停止してしまったということのようです。人間に例えれば、血圧が急に下がったので、全ての臓器が損傷を避けるために血管との接続を自動的に停止した、ということでしょうか。恐ろしいことです。いざという時のために、ペットボトルの水、スマホ充電電池、クラッカー等のスナックは持っているべきだと思いました。

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