海外動向
2018年06月18日

EUプラスチック戦略

EU委員会は、2018年1月16日、プラスチック廃棄物に対する戦略を採択しました。

プラスチック製品の多くが使い捨てであり、深刻な海洋汚染の原因になっています。また、たとえ回収されても、その多くが焼却、埋め立て、環境規制の緩い国への輸出などが行われています。これらの状況から、EUの戦略は、プラスチック製品の製造、販売、回収、リサイクルのすべてを見直そうという、大胆な内容です。またEUは、これを新たな雇用創出、イノベーションのチャンスとして位置づけ、さらに世界レベルでの改革推進役になることを目指しています。容器包装だけでなく、家電、自動車、家具、繊維製品のほとんどにプラスチックが使われています。軽くて便利なプラスチックに慣れた生活は、変えられるのでしょうか。中国へのプラスチック資源輸出が止まった今、日本もプラスチックに対する対応を迫られています。
https://eeas.europa.eu/delegations/japan_ja/38305/EU

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