コラム
2018年09月18日

SBTってなに?

最近の環境問題では、次々に聞きなれない略語が使われる傾向にあります。SBT、Science Based Targetもその一つです。

パリ協定では、日本は温室効果ガスを2030年までに2013年比26%、2050年までに80%削減する目標を示しています。でも、本当にそんなことが出来るのでしょうか。企業が発表している目標値には、信頼性があるのでしょうか。そんな疑問に答えるため、企業が公表する削減目標に科学的根拠があるかを確認する、認定制度が産まれました。この認定制度は、サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアティブ(SBTi)と呼ばれ、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体によって運営されています。投資家の評価、ESG投資にも関連するため、参加する企業が増えています。
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/409.html
https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/navis/033/special03.html

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