温室効果ガスの排出量算定基準にはスコープ1、スコープ2、スコープ3という三つのカテゴリーがありあます。
スコープ1は、自社で油、石炭、ガスなどを燃焼させて生産活動などを行うことによる排出量、スコープ2は、電力会社などから電気・熱を購入することによる排出量、スコープ3は、原料・部品の購入や製品の輸送、製造した製品の使用時において発生した排出量です。スコープ3は、サプライチェーン排出量なので、把握が困難ですが、取引先選定、調達基準、環境配慮設計として重要です。CO2排出量を削減する戦略を考えるうえで、どのカテゴリーのどの部分をターゲットにするか、どのような対策や投資が有効かを検討することが重要です。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/files/tools/Supply-chain_A3.pdf