廃棄物処理法
2019年07月08日

廃プラ保管量上限を2倍に廃棄物処理法省令改正:パブコメ

2019年6月27日、環境省は廃棄物処理法省令を改正し、優良認定を受けた廃棄物処分業者の保管量上限を2倍とする案のパブリックコメントを開始しました。

中国が廃プラスチックやミックスメタル等の廃棄物輸入を規制したことにより、国内では処理施設が不足し、滞留が発生しています。一般廃棄物の焼却施設有効利用を提案する通知も発出されましたが、現場ではハードルが高いようです。そこで、優良な廃棄物処分業者に限定して、保管量の上限を2倍、つまり現行の処理能力14日分を28日分へ変更する省令の改正案が、パブリックコメントに付されました。国のプラスチック戦略では、プラスチック廃棄物の削減、リサイクルを進めることになっていますが、現実には簡単ではありません。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000189067

コラムTOPへ戻る