10月25日から30日まで、オーストラリアのブリスベン・ゴールドコースト・シドニーへ廃棄物処理施設視察旅行に行ってきました。
視察先は、リサイクルセンター、最終処分場、世界最大手の金属リサイクル会社(SIMS)等でした。オーストラリアは、埋立中心の廃棄物処理から、リサイクルに舵を切っており、埋立税も年々高額化しています。欧州のVeoloaとSuez社が進出し、廃棄物処理インフラに巨額の投資が進んでいます。しかし、選別しても中国への輸出は困難、残渣の堆肥化も困難とあって、日本と同様、先の見えない模索が続いているという印象を受けました。一方、プラスチック対策については、水道水飲用を奨励、100%再生ペットボトル飲料の販売、路面電車脇には持参した水筒にスパークリングウォーターなどを入れる自動販売機の設置など、先進的な取り組みが行われていました。中国系・インド系等の移民が増えており、若者が多く、経済成長も続いています。
https://cottononfoundation.org/our-bottle/