海外動向
2020年09月28日

米国最高裁判事の交替

2020年9月18日、米国で最も尊敬されているといわれるルース・ベイダー・ギンズバーグ女性判事が亡くなりました。

ギンズバーグ氏は、クリントン大統領に指名されてから27年間、最高裁判事を務め、男女差別やマイノリティの権利保護など、リベラルな立場を貫いてきました。RBGというニックネームで、映画化やラップミュージックでアイコンとなり、若者の間でも大変な人気がありました。大統領選挙が近づく中、トランプ大統領は新たな最高裁判事を任命することを急いでいます。候補者の女性、エイミー・コニー・バネット氏は、まだ48才。筋金入りの保守派とのことです。もちろん非常に優秀で、実績もある方でしょうが、驚きなのは7人の子供がおり、そのうちの2人は養子とのことです。米国の大統領選挙の行方、マイノリティの人権、環境政策への影響など、予測不能な状況が続いていると思います。

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