その他
2018年12月10日

人工光合成技術

植物は光合成を行っています。光エネルギーを使って、水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を合成し、酸素を放出しているのです。これを人工的に行うことが出来れば、CO2を大気中から回収するだけでなく、さらに有効利用できる、夢の技術になります。

NEDO人口光合成プロジェクトは、太陽光をエネルギーとして、光触媒により得た水素と二酸化炭素から、化学品原料を製造する研究開発を行っています。温暖化を止めるためには、CO2排出抑制だけでは限界があります。CO2の有効活用(CCU:Carbon Dioxide Capture and Use)は、その突破口となるでしょう。日本における産官学の共同研究、さらにその商用化に期待しています。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/jisedai_karyoku/pdf/002_02_05.pdf

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