廃棄物処理法
2020年06月22日

漁業者の協力による海底ごみ回収実証

海洋プラスチック問題は、国際的に大きな課題となっています。環境省は、海洋プラスチックごみ対策として、漁業者の協力を得て、操業時に回収した海底ごみを持ち帰ることなどを促進しています。この一環として、加賀市沿岸域、金沢市沿岸域、東京湾、淡路島沿岸域、宗像市沿岸域、八代海、青島沿岸域の7地域が、実証区域と決定されました。

海洋プラスチック問題の取組には、自治体と漁業者の協力が不可欠です。そこで、これらの地域において2020年から3年程度の実証調査が行われます。石川県漁業組合、市川市漁業組合等の協力を得て回収された海底ごみについて、環境省が調査・分析を行い、協力体制の構築、効率的な回収、効果測定、海底ごみの発生源特定などの検討に資するよう、マニュアル策定を検討するとのことです。
以下は環境省のHPです。
http://www.env.go.jp/press/108011.html
http://www.env.go.jp/press/files/jp/113933.pdf

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