環境省は2021年10月6日、六価クロムと大腸菌について、水質汚濁に係る環境基準を改正しました。
環境基準は環境行政達成のための目標値であり、規制基準ではありません。しかし、この目標値を達成するために水濁法等の規制法が定められるため、規制法に与える影響は重大です。環境基準は科学的知見に基づき随時見直されています。六価クロムは金属メッキなどの用途で製造業に広く利用されていますが、既に代替が進んでおり、今後使用削減が一層進むでしょう。大腸菌は、下水処理のオーバーフローなどが課題です。
http://www.env.go.jp/press/110052.html