９月６日、東京都は新たな資源循環・廃棄物処理計画を策定しました。この計画は、2021年度から2025年度までの５年間を対象としていますが、2050年の脱炭素社会を見据えた2030年のビジョンを提示した意欲的な内容となっています。
主要な施策には、プラスチック使用削減、分別収集拡大による家庭系プラスチックごみのリサイクル促進など、今年成立したプラスチック新法の影響が強く出ています。また、事業系廃棄物の連携収集による収集運搬効率化、区市町村が運営する廃棄物処理施設等の広域化・集約化による社会コストの削減など、廃棄物処理システムの強化にも触れられています。サーキュラーエコノミーの実現のため、事業者の自主的努力とそれを支える廃棄物処理業者及び処理体制の再構築が始まっています。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/basic/plan/resource/waste_treatment.html
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/basic/plan/resource/waste_treatment.files/R3plan-abstract.pdf
