海外動向
2018年06月18日

EUプラスチック製品新指令案

2018年5月28日、EU委員会は、使い捨てプラスチック製品に関する新しい指令案を公表しました。

ヨーロッパの海岸で確認されたゴミの70%は、10種類の使い捨てプラスチック製品と漁業用具で占められていることから、まずこの10種類にターゲットが絞られています。使い捨てのナイフ、フォーク、皿、ストローなどは、販売規制の対象となる予定です。食品容器、コップ、ラップ、ボトル、たばこフィルター、ウエットティッシュ、レジ袋、風船などは、リサイクル料金上乗せが義務化される予定です。キャップや蓋は、外れないよう設計変更が必要となります。加盟国は、2025年までに、デポジットシステムなどを使って、90%の使い捨てペットボトルを回収するする義務が課されるとのことです。使い捨てはダメ、というのは、言われてみれば当たり前です。日本では、自主的取り組みというぬるま湯に慣れているため、カルチャーショックを感じざるを得ません。
https://eeas.europa.eu/delegations/japan/45462/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%80%81%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E6%8F%90%E6%A1%88_ja

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