土壌汚染対策法
2022年04月11日

東京都作成:新たな土壌汚染対策ガイドブック

2022年3月17日、東京都は「環境・経済・社会に配慮した持続可能な土壌汚染対策ガイドブック」を発行しました。

土壌汚染対策法が制定されて、20年になります。この間、法及び政省令の改正を繰り返すことによって、調査対象増加とリスク管理のバランスを取ってきました。しかし、制度が複雑になり、分かりにくくなっていると感じています。今後の土地利用において、老朽化したインフラの整備、少子高齢化に適した新しい街づくり、低炭素社会に必要な施設の建設などを考慮する必要があります。土壌及び地下水の保全と、土地の有効活用のバランスは、今後ますます重要になってくるでしょう。このような状況で、東京都が「持続可能な社会」という観点で、土壌汚染対策ガイドブックを作成したことは、大きな意味があると思います。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/03/17/34.html
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/chemical/soil/information/grsr.files/03_SRguidebook_gaiyou2.pdf

コラムTOPへ戻る