2023年10月16日、公正取引委員会は使用済みペットボトルのリサイクルに係る取引に関する実態調査結果を公表しました。
市町村で分別回収している使用済みペットボトルの取引について、公正取引委員会は、流通経路の変化や多様化が進んでいること等を踏まえ実態調査を行いました。
その結果、容リ協会の行動が、市町村や飲料メーカーに独自処理を行うことを躊躇させる効果やその関与を制限する効果を生じさせる場合には、独占禁止法又は競争政策上の問題を生じさせる可能性があると指摘しています。
この報告書では、使用済みペットボトルは、現在多くは資源として売れている状態であると認めています。廃棄物処理と資源循環について、公正取引委員会が見解を述べたことは、大きな影響を与えると思います。
https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2023/oct/231016petbottle.html
https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2023/oct/231016_pressrelease_petbottle3.pdf
https://www.jcpra.or.jp/news/tabid/101/index.php?Itemid=2211