環境省は2020年1月23日、2017年度の産業廃棄物排出量等を公表しました。
全国の産業廃棄物の総排出量は、約3億8354万トン、前年度比0.9%減少しました。総排出量の43.2%は汚泥、20.8%は動物のふん尿であるため、多量の水分を含んでいます。廃プラスチックは全体の1.7%、金属くずは全体の2.1%でした。中間処理量は約3億0446万トン(全体の79%)、直接再生利用量は約7431万トン(同19%)、直接最終処分量は約477万トン(同1%)でした。中間処理後物も含めた最終処分量は約970万tであり、前年度とあまり変わっていません。一般廃棄物・産業廃棄物・災害廃棄物等の全体を感がえると、最終処分量の削減はなかなか難しい状況だと思います。
https://www.env.go.jp/press/107628.html
https://www.env.go.jp/press/%E3%80%90710KB%E3%80%91.pdf