環境省は、今後のプラスチック資源循環施策のあり方の案について、2020年11月26日から12月25日まで、国民からの意見を募集しています。
使い捨てプラスチックの削減・再資源化について、レジ袋有料化が実施されました。しかし、その他のブラスチック製品について、どのような政策を展開するか決まっていません。ストロー、スプーン、お手拭きなども有料化すべきなのか。店舗での空容器回収はどうなるのか。これらの方向性について、環境省及び経済産業省が合同で開催したプラスチック資源循環戦略ワーキンググループのとりまとめ案が公表されました。来年度は容器包装リサイクル法のさらなる見直しや、プラスチック資源循環に向けた新法の検討が行われる予定です。市町村の処理体制と事業者の自主的取り組みを、どのように柔軟にベストミックスさせていくのか、廃棄物処理法の進化は続いていくでしょう。
http://www.env.go.jp/press/108717.html
http://www.env.go.jp/press/files/jp/115099.pdf