繊維製品は大量生産・大量消費の傾向が強く、サプライチェーンを通じて環境負荷が懸念されています。
2023年7月5日、欧州委員会は廃棄物枠組み指令の改正案を発表しました。今回の改正案は、繊維と食品の分野を対象としています。特に繊維廃棄物については、EU域外の事業者にも拡大生産者責任を課しています。
対象製品は、一般消費者向け衣服の他、カーテン・ブランケット・靴などを含む広範なものです。繊維廃棄物の削減、リユース、リサイクルを推進するための管理コストを製造事業者などに負担させる内容となっており、繊維業界には大きな影響を与えると思います。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/07/5db3b1c54ede295e.html