2021年10月31日から11月13日まで英国グラスゴーにおいて開催されたCOP26について、環境省はその結果概要を公表しました。
岸田首相が世界リーダーズ・サミットに出席し、山口環境大臣も2週間の閣僚級交渉に出席するなど、新たな体制での国際会議となりました。パリ協定は、世界全体が参加して自主的取組みを促進する構造であるため、強制力はあまりありません。解決への道のりは遠いという印象です。一方多くの途上国から、先進国による気候資金援助目標が未達成であるとの批判があり、先進国全体で2025 年までに適応支援を 2019 年の水準から倍増することを求める旨の文言が決定文書に記載されました。この冬、エネルギー価格は上昇しています。再エネの重要性は増していますが、現実とのギャップは大きいと言わざるをえません。
http://www.env.go.jp/press/files/jp/117098.pdf
