2019年5月21日採択されたEUプラスチック製品規制では、拡大生産者の責任範囲が広がっています。
拡大生産者責任とは、生産者の責任を、製品の廃棄段階まで拡大する環境政策です。EUでは、生産者から集めた費用は、リサイクルだけでななく、自治体の回収費用補填にも使われています。今回の指令では、その責任範囲を、海洋ゴミ等の清掃・回収・リサイクル費用、市民への啓蒙費用、回収状況の統計データ作成費用にも広げることが記載されています。グローバル企業は、今後この規制への対応に追われることでしょう。詳しくは、同指令の第8条をご覧ください。
https://eur-lex.europa.eu/eli/dir/2019/904/oj