廃棄物処理法
2025年06月16日

一般廃棄物の排出・処理状況(令和5年度)

2025年3月27日、環境省は令和5年度の一般廃棄物の排出・処理状況等の調査結果を公表しました。

これによれば、一般廃棄物の排出量、埋立量は共に減少傾向が続いています。日本では焼却・埋め立てが主流であり、直接埋立はわずかに0.8%となっています。最終処分場の残余年数は、24.8年であり、最終処分場の残余量がひっ迫しているという状態からは脱しています。一方で処理施設の老朽化は進んでおり、ゴミが減っていてもゴミ処理事業の経費は上昇しています。今後、プラスチック製品・繊維製品・小型家電製品のリサイクル、焼却灰の再資源化などが進むと、最終処分量はさらに減っていくでしょう。しかし、災害廃棄物の適正処理・リサイクルにはまだ課題があります。動静脈連携・広域処理をどのように推進していくかが課題だと思います。
https://www.env.go.jp/press/press_04470.html
https://www.env.go.jp/content/000301183.pdf

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