海外動向
2019年05月13日

ポートランド市ゴミ収集システム

2019年5月1日、視察先ポートランド市において、廃棄物処理に関する説明を受けました。ポートランド市は、収集運搬及び規制の効率化として、独自のフランチャイズシステムを導入しています。

フランチャイズシステムとは、収集運搬業者の地域割当制度です。ポートランド市では、家庭ごみと商業施設などの事業系ごみについて、市は回収に直接関与せず、住民や事業者が直接契約した民間の処理業者がこれを行っています。以前は複数の回収業者が入り乱れていたので、効率が悪く、品質にも問題がありました。そこで、市は地域ごとに民間会社1社を割り当てることにしました。これにより、市民や事業者は廃棄物処理業者を選択できなくなりましたが、市のコントロールが強化され、運搬・リサイクル率の向上などの効果があったとされています。ごみ処理費用は、市民や事業者が収集運搬業者に直接支払い、収集運搬業者がゴミ処理中継施設等に搬入する段階で、搬入費用を支払うという形です。ごみ処理施設は、行政が運営しているものと、民間会社が運営しているものがありますが、今後は行政の施設を増やしていきたいとのことでした。行政と民間の協力の在り方について、興味深いです。
https://www.portlandoregon.gov/bps/article/109782

コラムTOPへ戻る