環境省は、「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」の改定案について、2018年12月25 日2019年年1月31日まで、パブリックコメントを募集しています。
海洋プラスチック問題から端を発し、世界中で使い捨てプラスチックの見直しなどの動きが高まっています。海洋ゴミの発生抑制は重要ですが、すでに海洋に流出しているゴミをどう処理するかも重大な課題です。日本では2009年に海洋漂着物処理推進法が制定されていますが、ゴミを捨てているのが誰か分かりにくく、地域外からの漂流も多いため、処理体制の構築は十分とはいえません。この基本方針では、海岸管理者だけではなく、市町村、都道府県及び環境大臣が協力し、発生抑制及び処理の推進を行う必要があること、また処理施設の整備を推進することとしています。漂流ゴミは、船舶航行の安全や観光地にも影響を与えます。廃棄物処理法における位置づけの明確化も必要だと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195180059&Mode=0
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000181356
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000181357