廃棄物処理法
2019年03月18日

水銀廃棄物ガイドライン改正

2019年3月3日、水銀廃棄物ガイドラインの第2版が公表されました。特別産業廃棄物となる廃水銀等の対象物に、水銀圧入法測定装置を有する施設から排出される物が加わったこと、及び水銀使用製品産業廃棄物の追加が行われています。

水銀条約の締結に伴い、2017年10月から水銀廃棄物への規制強化が行われています。廃水銀・水銀使用製品等について、排出事業者及び処理業者の理解を深めるため、水銀廃棄物ガイドラインが公表されていますが、今回この内容の一部改正が行われました。水銀圧入法測定装置(ポロシメーター)は、私には聞きなれない用語でしたが、水銀を使って細かい穴がある物質の性状を測定するための装置とのことです。
水銀廃棄物ガイドラインは100頁以上あるため、全部理解するのは難しいですが、今回の改正では新旧対照表も同時に公開されていますので、併せて環境省のHPをご確認ください。
https://www.env.go.jp/recycle/waste/mercury-disposal/
https://www.env.go.jp/recycle/h3103_guide2.pdf
https://www.env.go.jp/recycle/h3103_sankou1.pdf

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