2025年2月25日、「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律及び資源の有効な利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。今国会で審議予定です。
脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律は、通称「GX推進法」と呼ばれており、脱炭素社会を推進するために2023年に成立した法律です。カーボンプライシング、民間投資支援などを目的としています。また、1991年に制定された再生資源利用促進法を引継いだ資源有効利用促進法は、主要産業・主要製品の3Rを促進するための法律です。双方とも規制的要素は少ないですが、今回の改正では、排出量取引制度の法制化(一部義務化を含む)と、再生資材の利用義務化を盛り込みました。脱炭素と循環型経済への移行に向け、国の政策は進んでいます。しかし、トランプ政権の動きを見ると、風向きの変化も感じられます。
https://www.meti.go.jp/press/2024/02/20250225001/20250225001.html
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