海外動向
2019年11月11日

ニューヨーク市:家電・バッテリーリサイクル

米国廃棄物視察に行ってきました。米国には家電リサイクル法も小型家電リサイクル法もありません。

ニューヨーク市では、リサイクルごみとその他のごみを分別回収しています。しかし、パソコン、テレビ、DVD、スマホ等の電気電子製品をこれらのごみに混ぜて出すと、100ドルの罰金が課されます。
捨てる方法は、マンションでの集団回収、持ち込み場所への持参、まだ使えるものは慈善団体への寄付、大手量販店への持参、メーカーへの無償送付などです。色々な方法が選べるのが良いですね。
また、再充電可能なリチウムイオン電池も、リサイクルごみやその他のごみに入れることが禁止されています。リチウムイオン電池が入った機器を販売している店舗は、消費者が廃棄品を持ち込んだ場合には必ずこれを引き取る義務があります。引取りを拒否された場合、ホームページを通じて通報するよう、市は呼び掛けています。
https://www1.nyc.gov/assets/dsny/site/services/electronics/overview-electronics-guidelines
https://portal.311.nyc.gov/article/?kanumber=KA-02078

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