その他
2018年07月23日

気候変動適応法の成立

2018年6月6日、気候変動適応法が成立しました。

気候変動適応とは、気候変動による被害を最小限にする施策を推進する法律です。温室効果ガスの削減だけでは、気候変動をストップすることができない状況にあります。そこで、迫りくる自然災害、生態系の影響、健康被害に対し何をすべきか、国、自治体などが共同して対応策を推進する必要があります。例えば、気温上昇に耐えうる農産物への品種改良、豪雨などの自然災害に備えた防災体制、熱中症・感染症への対策などです。今年の豪雨、猛暑に対し、自治体の対応は後手に回っており、まさに適応の重要性を示しています。この法律では、国は気候変動適応計画を策定し、気候変動影響評価を5年ごとに行って、計画を改定していくことになっています。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/108353.pdf
http://www.adaptation-platform.nies.go.jp/

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