2024年5月21日第6次環境基本計画が閣議決定されました。その第一番目の文章は「本計画は強い「危機感」に基づいている。」というものです。
その危機とは、気候変動、生物多様性の損失及び汚染という3つの地球規模の危機。そして、日本の人口減少、経済の長期停滞、国際紛争による地政学等の大きな転換とされています。これらの問題は、環境基本法を中心とする従来の環境法体系で扱うにはあまりに大きな危機であり、また課題だと思います。何をすべきなのか、何ができるのか、答えのない時代にどう生きればよいのでしょうか。今回の環境基本計画では、「現在及び将来の国民一人一人の生活の質、幸福度、ウェルビーイング、経済厚生の向上」を最上位の目的とするとしています。
https://www.env.go.jp/council/02policy/41124_00012.html
https://www.env.go.jp/council/content/i_01/000225216.pdf